江戸時代は日本の歴史において

江戸幕府(徳川幕府)によって日本が統治されていた時代である。

徳川時代(とくがわじだい)とも言う。

1603年(慶長8年)から1868年(明治元年)までに相当する。

慶長8年2月12日(1603年3月24日)に徳川家康が征夷大将軍に任命されて江戸(現在の東京)に幕府が樹立された時を始まりとして、明治元年9月8日(1868年10月23日)に薩摩藩・長州藩・天皇の連合軍が江戸幕府を倒して明治に改元した時を終わりとする、265年間を指す。

たばこ入れとは刻みたばこ

刻みたばこを入れるための袋物。江戸時代初期のころは、刻んだたばこは白い奉書の紙に包むのが上品とされたが、屋外で働く人は手製の巾着(きんちゃく)に入れてきせるに結び、腰に提げた。

また鉄砲の弾丸を入れた胴乱(どうらん)を改造して用いる人もあり、しだいに庶民の間に広がって上流階級にも及んだが、武士は印籠(いんろう)を提げるため懐中用を使っていた。

たばこ入れの形には、
(1)一つ提げ 巾着または胴乱を根付(ねつけ)で提げるもの
(2)腰差 巾着または胴乱にきせる筒をつけ、きせる筒で腰に差すもの
(3)提げ 胴乱にきせる筒もあるが根付で別に提げるもの
(4)懐中用 革製もあるが、おもに布製の二つ折りで、共裂(ともぎれ)のきせるを入れる袋がつき、婦人用が多い、
(5)とんこつ 雨にぬれても中身のたばこが湿らないように木製と金属製があり、一つ提げと腰差形がある
(6)袂落(たもとおと)し 布または竹、籐(とう)で編んだ小さな袋2個を、鎖または紐(ひも)でつないで両方の袂へ肩から提げる

一方の袋には懐中用の小形たばこ入れを、もう一方の袋には手拭(てぬぐい)などを入れる。